ABOUT

葛城山麓(カツラギサンロク)農園株式会社は、地域資源である観光・農・食で地域活性化させ、事業を通じて地域社会へ貢献したいという思いから、2015年に創業した会社です。伝統野菜をはじめとする農産物の生産の他、6次産業化も積極的に行っています。2018年中には小規模ですがジェラート工場を設立、2020年秋頃には農家レストランをオープンさせる予定です。

 
【理念】
葛城山麓の観光資源と地元食材(大和野菜等)の地域資源と農地(耕作放棄地)を活用し地域活性化する。


【会社のビジョン】
・葛城山麓の観光資源である葛城古道ぞいの農地で、大和野菜等の生産販売、農家レストランでの大和野菜を使ったメニューの提供と加工品の販売。

・高齢化による耕作放棄地の有効活用と新規雇用の創出。

・地域の観光資源・農産物のブランド化・6次産業化によって地域経済活性化


【圃場のある場所】
奈良県御所市大正地区の楢原と櫛羅周辺は、大和三山が見渡せ葛城古道は大和朝廷が成立するはるか以前に栄えていた「葛城王朝」以来の史跡や農耕文化の営みの跡が残り、数々の神話の舞台となった神秘的な自然豊かな古道です。
その葛城古道沿いの所有している農地周辺には、九品寺(くほんじ)と駒形大重神社そして地域の農業の文化として番水の時計(ばんみずのとけい)などの歴史的遺産が歩いてすぐのところにあります。九品寺は奈良時代の僧、行基によって開かれました。ご本尊は木造阿弥陀如来像で、国の重要文化財に指定されています。
また、駒形大重神社は、10世紀初頭に醍醐天皇の勅命により、藤原時平が編纂した延喜式神名帳に記載された神社です。それら千数百年前の自然豊かな観光資源や景色と大和野菜の加工品やメニューを同時に味わっていただける場所です。


【生産している野菜】
大和野菜等や西洋野菜等の多品目の生産をおこなっています。

大和伝統野菜は大和いも、大和三尺きゅうり、大和ひもとうがらし、大和紫とうがらし、大和まな、大和千筋水菜、大和キクナ。
また、ロマネスコやカーボロネロなどのイタリア野菜各種から、蓮、丹波黒大粒大豆、さつまいも(安納芋、パープルスイートロードなど)、ジャガイモ(インカのめざめ、シャードークイーンなど)、ミニきゅうり、トマト、トウモロコシ、かぼちゃ(コリンキーなど)丸オクラ、ジャンボピーマン、長なす、空心菜、バジルなどのハーブ類各種、キウイ、ブルーベリー、八朔などの果物各種。


【加工品の販売】
地域資源の活用をした6次産業化で東京農業大学生物産業学部と共同開発した大和いもを使った酒粕ジェラートは、大和いもの粘りを生かし気温が高くても溶けて垂れるのを防げるため食べやすく、清酒発祥の地である奈良県の地元酒蔵の酒粕を使用しています。
酒粕は甘酒の原料にも使われており、昔から栄養豊富で体力回復に効果的と言われています。熱い季節に、ハイキングや登山された観光客に体力回復と清涼感を味わっていただける商品です。